管理栄養士国家試験を目指すうえで、まずは栄養士免許が必要です。取得ルートは、厚生労働大臣が指定した栄養士養成施設（専門学校・短大・大学）で所定課程（2〜4年）を修了し、住所地の都道府県知事へ申請して免許交付を受けるという流れです［出典1・3］。
一方、管理栄養士免許は国家試験合格後、厚生労働大臣による名簿登録（免許交付）を経て取得します。合格証書＝免許証ではありません［出典4］。
受験資格と実務経験の要件（公式要領ベース）
1. 管理栄養士養成施設を卒業した場合
4年制の管理栄養士養成施設の卒業者は、実務経験不要で受験できます［出典1］。
2. 栄養士養成施設を卒業した場合
「修業年数」＋「栄養士としての実務経験」＝通算5年以上が必要です（公式受験要領の定め）。
- 2年課程 → 実務3年以上
- 3年課程 → 実務2年以上
- 4年課程 → 実務1年以上
いずれも栄養士として認められる業務に従事した期間で算定します（対象業務の定義は受験要領に明記）［出典1］。
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参考・出典（一次情報）
- 管理栄養士免許の申請（厚労省）：合格証書は免許証ではない／名簿登録完了まで名称使用不可。 厚生労働省
- 出題基準（ガイドライン・PDF）：9科目＋応用力試験／計200問の枠組み。 厚生労働省
- 栄養士法（e-Gov）：栄養士は都道府県知事の免許（名簿登録）である旨。
https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000245 e-Gov 法令検索 - 第40回 管理栄養士国家試験 受験要領（PDF）：試験地・期日・受験資格（修業年数＋実務年数＝通算5年／養成課程卒は実務不要）ほか。 厚生労働省
